東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース

8月11日のニュース

原発作業員の熱中症 対策強化へ

東京電力福島第一原子力発電所で、11日未明に作業員が熱中症を起こして治療を受けました。
福島第一原発では、先月以降、熱中症の症状を訴える作業員が増えていることから、東京電力では、敷地内の休憩所を増やすなど対策を強化することにしています。
東京電力によりますと、11日午前1時ごろ、福島第一原発で30代の男性作業員が体調不良を訴え、医師から熱中症と診断されて点滴などの治療を受けました。
作業員はその後、体調が回復したため、午前3時前に帰宅したということです。
福島第一原発では、これまでに38人が熱中症や熱中症の疑いと診断されていて、このうち先月1日以降に症状を訴えた人が22人を占めています。
東京電力では、午後2時から午後5時まで屋外の作業を中止しているほか、「クールベスト」と呼ばれる保冷剤入りの作業着を配るなど熱中症対策を取っていましたが、今回の作業員はクールベストを着けていなかったということです。
このため東京電力では、今後、クールベストの着用や屋外での作業時間の制限を徹底するとともに、来月上旬までに敷地内の休憩所を増やして、合わせて1400人分の休憩スペースを用意するなど、熱中症対策を強化することにしています。

8月11日のニュース一覧