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7月29日のニュース

格納容器の放射性物質 測定へ

東京電力福島第一原子力発電所で、格納容器の中の空気を抜き出して放射性物質を調べる測定が、29日にも行われることになり、東京電力は、放射性物質の種類や量を把握することで外部への放出を抑える対策につなげたいとしています。
福島第一原発の1号機から3号機からは、現在も1時間当たり最大でおよそ10億ベクレルの放射性物質が放出されているとみられていますが、敷地内の空気の測定から推測されたもので、正確には分かっていません。
このため東京電力は、放出されている放射性物質の種類や量を把握しようと、格納容器の中の空気を抜き出して調べることになりました。
調査は、格納容器に接続している配管を使って空気を抜き出し、原子炉建屋の1階に設置した装置に通して分析します。
調査によって東京電力は、事故の収束に向けた工程表のステップ2の目標としている放射性物質の放出を抑える対策の検討につなげたいとしています。
1号機の調査は29日にも、2号機は来月上旬に始まる予定です。
一方、3号機は建屋の中に放射線量が高い場所があるため調査は未定だということです。
調査の結果によっては、原子炉内の燃料が格納容器にどの程度漏れ出ているかなどを推測できるため、東京電力は、事故の収束に向けた見通しの把握にも生かしたいとしています。

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