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7月27日のニュース

放射線量 無人ヘリで調査

東京電力福島第一原子力発電所の事故で緊急事態の際に自力での避難が求められる「緊急時避難準備区域」の解除に向けて、政府は27日、区域内の放射線量を調べるため、無人のヘリコプターによる調査を行いました。
政府の原子力災害対策本部は原発事故の収束に向けた工程表のうち、原子炉の「安定的な冷却」という「ステップ1」を達成したとして、「緊急時避難準備区域」の解除に向けて区域内の放射線量を調べています。
27日は、「緊急時避難準備区域」に指定されている川内村の山間部などで無人の小型ヘリコプターを使った上空からの調査を行いました。
ヘリコプターには放射線測定装置などが搭載されていて、パソコンによる遠隔操作で高度10メートルから50メートルで飛行しながら放射線量のデータを集めていました。
政府の対策本部は、学校や病院など地上での調査も併せて進めて放射線量を示した地図を来月上旬にも公表する予定で、これらの情報を基に「緊急時避難準備区域」の解除について地元の自治体と協議することにしています。
調査を担当する日本原子力研究開発機構の鳥居建男研究主席は「人間や車が入れない場所でも広域的に調査を行い、住民への安心の情報として役立てたい」と話しています。

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