東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース

7月22日のニュース

外部電源 自動で切り替わらず

  • 3号機
  • 4号機

東京電力福島第一原子力発電所で、3号機と4号機に外部から電気を供給している送電線の装置でトラブルがあり、使用済み燃料プールを冷却する設備などが一時、止まりました。
現場では、外部電源を複数利用できるための工事が終了していましたが、自動で切り替わるようにはなっていなかったということで、東京電力が原因を調べています。
22日午前7時10分ごろ、福島第一原発で3号機と4号機に外部から電気を供給している送電線の「遮断器」と呼ばれる安全装置でトラブルがあり、一部の設備の電気の供給が止まりました。
この影響で、3号機の使用済み燃料プールを冷却する設備が止まりましたが、ほかの電源に接続して、およそ5時間後に動き始め、およそ30度のプールの温度に大きな変化はないということです。
それぞれの原子炉を冷却するための注水や窒素の注入は、別の外部の電源で続けられていたため、このトラブルによる外部への放射性物質が漏れる影響はないということです。
また原子炉の冷却に再利用するため、施設の地下にたまった汚染水を浄化する装置も止まっていましたが、こちらも午後3時半すぎ復旧し、今回のトラブルで止まった設備はすべて稼働を再開したということです。
東京電力によりますと、現場では、外部電源を複数利用できるための工事が終了していましたが、自動で切り替わるようにはなっていなかったということで、今後、改善を進めることにしています。
トラブルの原因については送電線に過剰な電流が流れたとみられるとしていますが、詳しいことは分かっておらず、引き続き調べています。

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