東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース

7月19日のニュース

汚染水対策 課題残されたまま

  • 汚染水貯蔵タンク

国と東京電力は福島第一原子力発電所の事故の収束に向けて、新たに見直した工程表を19日、発表することにしています。
しかし、その要となっている「汚染水対策」では、水漏れなどトラブルが相次ぐ処理設備で、18日も再び処理量が低下し、課題が依然として残されたままとなっています
福島第一原発では汚染水を浄化して再び原子炉の冷却に使う「循環注水冷却」の設備で、先月末のスタート以来、水漏れなどのトラブルが相次ぎ、処理量が一時、設計上の処理能力を20%以上下回る1時間当たり37トンまで低下しました。
東京電力が、今月15日に配管にたまった空気を抜いたり、タンクを連結するホースを抵抗の少ないものに交換するなどした結果、処理量は1時間当たり39トンまで回復しました。
しかし、18日の朝にかけて再び37トンまで下がり、東京電力は原因が分からないとしています。
この浄化設備では、作業員のミスやトラブルが相次ぎ稼働率は70%程度と、最終的な目標の90パーセントを大きく下回っています。
国と東京電力は19日に発表する新たな工程表の中で、事故収束に向けた最初の期間「ステップ1」について、おおむね達成できたと評価するものの、その要となる「汚染水対策」では、依然として課題が残されたままとなっています。

7月19日のニュース一覧