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7月18日のニュース

新たにセシウムわら 435頭出荷

福島県の農家が肉牛に与えていた稲わらから放射性セシウムが相次いで検出されている問題で、新たに福島県と新潟県の農家が与えていた稲わらからも国の目安を超える放射性セシウムが検出され、2つの県で合わせて435頭の肉牛が出荷されていたことが分かりました。
新たに分かったのは、福島県が須賀川市、白河市、二本松市、本宮市、郡山市、それに会津坂下町の5市1町にある合わせて7戸の肉牛農家です。
また新潟県が長岡市の2戸の肉牛農家です。
このうち福島県によりますと、県内の7戸の農家はいずれも原発事故のあとに屋外に置いていた稲わらを集め、出荷前の肉牛に餌として与えるなどしていて、残っていた稲わらから最大で国の目安のおよそ520倍に当たる放射性セシウムが検出されました。
7戸の農家からは、ことし3月28日から今月6日までに合わせて411頭の肉牛が、福島県内のほか東京、埼玉、栃木、群馬、それに兵庫の1都4県の食肉処理場に出荷されていたということです。
このため福島県は、出荷先の自治体に対し流通経路の調査を依頼するとともに、残っている牛肉が確認されれば、国の基準を超える放射性セシウムが含まれていないか調査するよう求めました。
また、新潟県によりますと、新潟県長岡市の2戸の農家が与えていた、いずれも宮城県産の稲わらから最大で国の目安のおよそ15倍に当たる放射性セシウムが検出されたということです。
このうち1戸の農家は、これまでに肉牛24頭を出荷したということです。
この結果、放射性物質を含む稲わらを与えられて出荷された肉牛は、18日に明らかになった福島県と新潟県の2つの県の435頭と合わせると、578頭に上っています。
問題の拡大を受けて福島県は、県内すべての牛の飼育農家に対し、18日までの予定だった出荷や移動の自粛を当面の間、延長するよう要請しました。

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