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7月16日のニュース

“ステップ1 おおむね達成”

菅総理大臣は、福島県郡山市で、東京電力福島第一原子力発電所の周辺にある12の市町村の長らと会談し、事故の収束に向けた工程表の最初の節目となる「ステップ1」の目標をおおむね達成できたことを報告しました。
菅総理大臣は16日夕方、福島第一原発の周辺にある12の市町村の長らと会談し、「この4か月余り、市町村長、職員の皆さんが、みずから被災している中で、避難生活を続けている人たちのために全力を挙げていることに心から敬意と感謝を申し上げたい」と述べました。
そのうえで、菅総理大臣は、事故の収束に向けた工程表の最初の節目となる「ステップ1」について、原子炉の「安定的な冷却」に到達したことや、水素爆発を防ぐため、原子炉に窒素ガスを注入する作業を行えたことなどから、おおむね目標を達成できたことを報告しました。
また、同席した細野原発事故担当大臣は、原発の20キロから30キロの間にある「緊急時避難準備区域」の解除について、放射線量が低く抑えられていることや、原子炉が確実に安定していることなど、いくつかの条件を確認したうえで地元との協議を進めたいという考えを伝えました。
このあと、菅総理大臣は、記者団に対し「被災地の住民の中で活動している首長の皆さんと一堂に会することができ、お互いのコミュニケーションが深まってよかった。皆さんからは、『とにかく早く地元に帰りたい』という思いや、『放射性物質の除染を進め、安全に帰れる状況にしてほしい』という要望が多かった。国としては、多くの皆さんがふるさとに帰れるように、『ステップ2』を前倒しで実現できるよう全力を挙げたい」と述べました。

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