東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース

7月14日のニュース

汚染水浄化設備 1日以上停止

トラブルが多発している東京電力福島第一原子力発電所の汚染水を浄化する設備は、新たに液体が漏れ出しているのが見つかり、14日午後6時半まで30時間近くにわたって運転を停止しました。
再開までの時間はこれまでで最も長く、原子炉の安定的な冷却までの期限が迫るなか、運転はいまだに軌道に乗っていません。

停止していたのは、フランス製の汚染水の浄化設備で、先月の運転開始以来、トラブルが多発し、おとといまでの1週間の稼働率は73パーセントと、最終的な目標の90パーセントを大きく下回っています。
この設備で、13日午後1時すぎ、新たに液体が漏れ出しているのが見つかり、14日午後6時半まで、30時間近くにわたって運転が停止されました。
運転を停止した時間はこれまでのトラブルで最も長く、もともと弱さが指摘されていた塩化ビニール製の継ぎ手が破れたことが原因でした。
この間、原子炉の冷却は、処理を終えて貯蔵していた水を用いて行われたため、核燃料の温度が上がるなどの問題は起きませんでした。
福島第一原発の事故の収束に向けた工程表では、「ステップ1」の期限である17日までに、原子炉の安定的な冷却を実現することになっていますが、その要となる汚染水の浄化設備の運転はいまだに軌道に乗っていません。

7月14日のニュース一覧