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7月10日のニュース

浄化設備 汚染水漏れ半日停止

10日朝早く、東京電力福島第一原子力発電所で汚染水が浄化設備の一部から漏れ出し、半日にわたって設備の運転が止まりました。
事故収束に向けた工程表の「ステップ1」の期限が1週間後に迫っていますが、工程表の実現に欠かせない浄化設備の運転が安定しない状態が続いています。
10日午前5時前、福島第一原発の汚染水の浄化設備のうち、フランス製の装置で、およそ50リットルの汚染水が漏れるトラブルがあり、設備の運転を止めました。
装置の中の配管とホースとをつなぐ塩化ビニール製の部品にひび割れがあったということで、東京電力は部品を金属製のものに取り替えて午後5時40分ごろに設備の運転を再開しました。
この浄化設備は、汚染水の量を増やさずに原子炉の冷却を進める「循環注水冷却」のシステムの柱ですが、先月27日にシステムが動き始めてからトラブルによる停止が相次いでいます。
事故収束に向けた工程表の「ステップ1」の最大の課題である「循環注水冷却」を確実に進めるには、浄化設備が安定して動くことが欠かせませんが、「ステップ1」の期限が1週間後の今月17日に迫っているにも関わらず安定しない状態が続いています。

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