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7月3日のニュース

3号機 窒素注入へ放射線遮蔽の作業

東京電力福島第一原子力発電所では、事故の収束に向けて、1号機から3号機で水素爆発のおそれをなくすための、格納容器への窒素の注入を17日までに実施する計画です。
唯一、まだ始まっていない3号機では、作業を阻んできた強い放射線を遮る対策が3日から始まりました。
福島第一原発の事故収束に向けた工程表では、1号機から3号機で水素爆発のおそれをなくすため、格納容器に窒素を注入する対策を17日までに実施するとしていて、まだ始まっていないのは3号機だけです。
3号機の原子炉建屋では、水素爆発で飛び散った汚染されたほこりやちりのため、床一面で放射線量が高く、窒素注入の作業の妨げとなっていたことから、東京電力は1日、ロボットに掃除機を持たせて床の清掃作業を行いました。
そして2日、清掃を行った場所の放射線量を測定したところ、1時間当たり50ミリシーベルトから186ミリシーベルトで、16か所のうち9か所で下がったものの、依然として高い水準でした。
東京電力は、このままの状態では作業を進められないとして、放射線を遮るため、床に鉄板を敷き詰める作業を3日から始めていて、放射線量を現在の3分の1程度に抑えたいとしています。
そのうえで東京電力は、6日にも窒素の注入に使う配管などの調査を行って、問題がなければ8日から配管をつなぐ作業に入り、工程表どおり17日までに注入を始めたいとしています。
窒素の注入を巡っては、細野原発事故担当大臣が、水素爆発が確実に起きない状況を確認したうえで、17日をめどに緊急時避難準備区域の解除を検討したいという考えを示していて、注入が計画どおり実施できるか注目されています。

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