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6月30日のニュース

原発周辺海水の放射性物質 変動なし

  • 2号機
  • 3号機

東京電力が福島第一原子力発電所周辺で行っている海水の調査結果です。
原発の取水口付近で29日に採取した海水の放射性物質の濃度に大きな変動はなく、最も高い値を示した3号機の取水口付近では、前の日と同じく基準の75倍になっています。
福島第一原発周辺では、東京電力が、原発の取水口付近のほか沿岸や沖合で海水を採取し、含まれる放射性物質の濃度を調べています。
29日に採取した海水で高い値を示したのは、3号機の取水口付近で、放射性のセシウム134が1cc当たり4.5ベクレル検出されました。
これは、国の基準の75倍に当たる濃度で、前の日と同じでした。
この場所は、先月、高濃度の汚染水が流れ込み、直後には国の基準の2万倍に当たる放射性物質が検出されましたが、その後、値は減少傾向が続いています。
また、4月に基準の750万倍のヨウ素131が検出された2号機の取水口付近の濃度は、その後、変動はあるものの、数倍から百数十倍の間で推移し、29日は6.8倍でした。
一方、福島第一原発の沿岸と沖合合わせて9か所で行った海水の調査では、沿岸の4か所で放射性セシウムが検出され、このうち5号機と6号機の放水口の北側30メートル付近で国の基準を僅かに上回りました。
東京電力は「放射性物質の濃度は横ばい傾向で、新たな高濃度の漏れはないと判断している。引き続き分析を行っていく」としています。

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