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6月30日のニュース

循環冷却システム 監視を強化

  • 汚染水貯蔵タンク

東京電力福島第一原子力発電所では、高濃度の汚染水を浄化して原子炉の冷却に使う「循環注水冷却」のシステムが動き始めてからトラブルが相次いでいて、東京電力は、水漏れなどが起きていないか監視を強めています。
福島第一原発では、今月27日に循環注水冷却が始まってから水漏れなどのトラブルが相次いでいて、29日午後7時前には、高濃度の汚染水を浄化する設備のうちフランス製の装置で汚染水がタンクからあふれ出したため、運転を止めました。
東京電力が調べたところ、タンクにつながる弁の設定が誤っていたことが原因とみられるということです。
浄化設備は29日午後9時すぎに運転を再開し、これまでのところ浄化設備を含む循環注水冷却のシステムに異常はないということで、東京電力は、水漏れなどが起きていないか監視を強めています。
一方、福島第一原発では、高濃度の汚染水だけでなく比較的濃度の低い汚染水もたまり続けていて、このうち6号機では、タービン建屋の地下にたまった汚染水を仮設タンクに移送してきました。
29日の時点で、およそ1万2000トンの容量があるタンクがほぼ満水になったことから、東京電力は、タンク内の汚染水をメガフロートと呼ばれる鋼鉄製の人工島に移送することになりました。
東京電力は、30日午後にも移送を始め、3か月から4か月ほどかけておよそ8000トンを移すことにしています。

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