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6月26日のニュース

トラブル浄化設備 本格運転へ

東京電力福島第一原子力発電所で事故の収束のカギを握る汚染水の浄化設備は、トラブルが相次いでいましたが、26日までの補修や調整で本格的な運転の見通しが立ったとして、東京電力は早ければ27日にも本格運転に入りたいとしています。
福島第一原発でたまり続ける高濃度の汚染水の浄化設備を巡っては、主に放射性セシウムを取り除く海外製の放射性物質を取り除く装置などでトラブルやミスが相次ぎ、その都度、運転を止めて補修や調整が行われていました。
その結果、吸着塔の中に入れる物質を替えることで、問題が解決できることが分かったほか、最終工程の塩分を取り除く装置も正常に動き、目標の性能を発揮することが確認できたということです。
このため、東京電力は本格的な運転に入る準備が整ったとして、1か月に1回程度としていた吸着塔の交換頻度など運用方法を見直したうえで、早ければ27日にも本格運転に入りたいとしています。
事故の収束のカギを握る浄化装置を巡っては、試験運転の形で26日の朝までに5400トン余りの汚染水が処理され、建屋からあふれるおそれのあった汚染水の移送が可能になり、あふれるまでの最短の日数が来月5日までにやや延びています。
ただ、25日も塩分を取り除く装置のポンプに不具合が出るなど、浄化設備が安定的に動くかは未知数で、梅雨や台風の大雨で汚染水が想定を超えてたまるおそれもあり、予断を許さない状況が続くことになります。

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