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6月24日のニュース

汚染水抑制へ 注水減や雨対策

  • 1号機
  • 3号機

東京電力福島第一原子力発電所では、汚染水の浄化設備の本格運転再開が遅れるなか、新たな汚染水の発生を抑えるため、原子炉への注水量を減らすとともに、雨水が流れ込まないよう、周辺に土のうを積むなどの対策を進めていて、汚染水対策に神経をとがらせる状況が続いています。
福島第一原発では、原子炉への注水に伴って発生し続けている汚染水の浄化設備が本格運転を再開するめどが立たないなか、東京電力は試験運転を続けながら適切な運転方法を探っています。この結果、およそ2500トンの汚染水から放射性物質が取り除かれていて、東京電力はこうした水を原子炉の注水に再利用して汚染水の増加を抑えるため、処理した汚染水から塩分を取り除く作業を、24日から始めました。これと平行して、21日からは1号機から3号機の原子炉への注水量を徐々に減らしていて、24日午前10時すぎからは、3号機の注水量をさらに0.5トン少ない1時間当たり9トンまで減らしました。しかし、注水量を減らすことで汚染水の増加を抑えられる一方、原子炉の温度が上昇するおそれがあり、東京電力は温度の変化を注意深く監視しています。
また、福島第一原発周辺では雨が降り続いていますが、先月の大雨の際は、雨量が100ミリに達すると、汚染水の水位が50ミリから60ミリほど上がったということです。
このため、東京電力はタービン建屋の屋根の穴を塞いだり、周辺に土のうを積んで雨水の流入を防いだりする対策を進めていて、汚染水対策に神経をとがらせる状況が続いています。

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