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6月24日のニュース

学校など 屋外活動の制限継続

福島県内の学校や幼稚園などの施設では、校庭の土を取り除く対策が進んだ結果、調査したすべての地点で、国が屋外での活動を制限する目安としている放射線量の値を下回ったものの、依然としてすべての施設で屋外の活動の制限が続いていることが分かり、学校側や保護者の根強い不安をうかがわせています。
文部科学省は、福島県内で比較的放射線量が高かった学校や幼稚園などの、今月16日時点の状況について、23日、国の原子力安全委員会に報告しました。
それによりますと、調査対象の55か所のうち、校庭の表面の土を取り除いた41か所では、放射線量が平均で1時間当たり0.5マイクロシーベルトまで下がったのをはじめ、すべての施設で、屋外での活動を制限する目安の1時間当たり3.8マイクロシーベルトを下回っています。
その一方で、値を下回ったにもかかわらず、すべての施設で屋外の活動を取りやめているか、1時間から3時間以内に制限していることも報告され、学校側や保護者の根強い不安をうかがわせています。
原子力安全委員会の代谷誠治委員は、屋外活動を制限することで、子どもの健全な成長が妨げられるリスクも考えることが必要だと指摘したうえで、「屋外活動を再開するかどうかは、数値を一方的に押しつけるのではなく、保護者も含めて『この値なら大丈夫』と自分たちで納得できる結論を導き出せなければ、解決できないのではないか」と話しています。

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