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6月24日のニュース

放射性物質含むがれき 処理説明

原発事故で放射性物質が付着したおそれのある、福島県内のがれきについて、環境省は23日、新たな処理方針について説明会を開きましたが、福島県の自治体からは、焼却して出る灰の処理方法などについて、「具体的でない」といった不満の声が相次ぎました。
福島県内のがれきについて、環境省は、浜通りと中通りのうち、仮置き場での放射線量が比較的低かった10の町と村で、焼却や埋め立てを行うことをすでに認めています。
23日の説明会では、警戒区域などを除く、より放射線量の高い26の市町村のがれきについて、放射性物質を十分取り除けるフィルターなどを備えた焼却施設では焼却を認める方針を示しました。
また、燃やして出る灰については、放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり8000ベクレル以下の場合は埋め立てができるとし、これを超える場合は一時保管するとしました。
これに対し、自治体の担当者からは「灰の保管場所の確保は、周辺住民の理解を得るのが難しいのではないか」といった指摘や、「放射性物質の濃度をどう測るのか具体的でない」といった声が相次ぎました。
いわき市の担当者は「がれきの処理を始める前に確認しなければいけないことが多い」と話していました。
環境省の廃棄物・リサイクル対策部の坂川勉企画課長は、「灰のモニタリングや高い濃度が検出された灰の処分方法は、専門家の意見を聞いて、なるべく早く決定したい」と話していました。

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