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6月15日のニュース

1号機 カバーで覆う工事へ

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東京電力福島第一原子力発電所では、爆発で激しく壊れた原子炉建屋からの放射性物質の拡散を食い止めようと、建屋全体をカバーで覆う工事が1号機で始まることになりました。作業員の被ばくを減らすため、工事現場にほとんど人が入らない特殊な工法がとられます。
福島第一原発の1号機と3号機、それに4号機では、原子炉建屋が爆発で激しく壊れたため、放射性物質の拡散を食い止めることが重要な課題となっているほか、大雨が降ると、建屋に水が流れ込んで作業の妨げとなったり新たな汚染水となったりするおそれがあります。
このため東京電力は、3つの原子炉建屋をそれぞれカバーで覆う計画で、このうち最も早い1号機では今月末ごろから工事を始めることになりました。
カバーは、厚さ1ミリほどのポリエステル製のシートを鉄骨製の柱やはりに貼り付けて建屋をすっぽりと覆うもので、高さは54メートルあります。
工事では、作業員の被ばくをできるだけ減らすため、現場にほとんど人が入らない特殊な工法がとられます。
あらかじめ別の場所で組み立てた62の部材を原発に持ち込み、放射線を遮る対策を施した国内最大級のクレーンで部材をつり上げて、最終的な組み立てを行うということです。
東京電力は、ことし9月下旬の完成を目指すとともに、3号機と4号機でもカバーの設置に向けて準備を進めたいとしています。

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