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6月13日のニュース

水道水 問題ないが検査態勢維持を

水道水に含まれる放射性物質への対策を話し合う厚生労働省の検討会は、現時点では水道水の安全性に問題はないものの、梅雨や台風によって降水量が増えるこれから数か月の間は現在の検査態勢を維持すべきだという意見をまとめました。
この検討会は、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、福島県や茨城県などの一部の水道水から国の指標を超える放射性物質が相次いで検出されたことを受けて、厚生労働省が設置したもので、放射線の専門家などが検査態勢や対応策を検討しています。
検討会では、これまでの検査結果から、放射性物質が国の指標を超えたのは3月中旬から下旬にかけてで、4月以降は超えていないことから、今後、福島第一原発から再び大量の放射性物質が放出されるなど、大きな変化がないかぎり、水道水の安全性に問題はないとしています。
そのうえで、梅雨や台風によって降水量が増えるこれから数か月の間は、大気中の放射性物質が雨とともに降り注ぐ可能性があることから、原則として自治体や水道事業者などが週1回から毎日行っている現在の検査態勢を維持し、安全性の確認を続けていくべきだという意見をまとめました。
また、水道水に含まれる放射性物質の濃度が上昇した場合に除去する方法については、放射性セシウムは浄水処理の際に泥を取り除くことでほとんど除去できるほか、放射性ヨウ素は浄水処理の初期の段階で塩素と活性炭を入れることで放射性物質を減らすことができるとしています。
厚生労働省は13日の意見を基に、近く報告書をまとめ、ホームページで情報を提供していく方針です。

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