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6月10日のニュース

3号機 高い放射線量と汚染水

東京電力福島第一原子力発電所の3号機の原子炉建屋では、依然として、最大で1時間当たり100ミリシーベルトという放射線量の高い場所があることや、原子炉から漏れ出したとみられる水が地下に大量にたまっていることが新たに確認されました。
東京電力は、事故の収束に向けた復旧作業を今後どう進めていくか、慎重に検討することにしています。
福島第一原発の3号機の原子炉建屋では、9日正午前から20分程度、作業員9人が中に入り、放射線量を色の変化で表す特殊なカメラを使って、建屋の南側の放射線量を測りました。
その結果、原子炉格納容器の近くでは、依然として、最大で1時間当たり100ミリシーベルトという高い放射線量が計測されました。
また、作業員の被ばく量は、事前の計画では1時間当たり5ミリシーベルトまでに抑える予定でしたが、実際はそれを上回る5.88から7.96ミリシーベルトだったということです。
一方、建屋の地下には、原子炉から漏れ出したとみられる水が大量にたまっているのが、1号機に続き3号機でも初めて確認され、深さは5メートル80センチで、6400トン以上とみられるということです。
事故の収束に向けた東京電力の工程表では、3号機でも1号機と同じように水素爆発を防ぐため原子炉格納容器に窒素を入れたり、原子炉を安定的に冷やす循環型の冷却装置を取り付けたりする計画です。
東京電力はこうした作業を今後どう進めていくか慎重に検討することにしています。

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