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6月8日のニュース

3号機 がれき撤去終える

東京電力福島第一原子力発電所の3号機では、事故の収束に向けて大型の機材を運び込む原子炉建屋の出入り口の外側でがれきの撤去を終えました。
建屋の内部は、放射線量が高い場所が先月、見つかっており、東京電力は、再び放射線量を調べるなどして対策を検討したうえで、復旧作業を進めたいとしています。
福島第一原発の事故の収束に向けた工程表では、3号機でも、1号機と同じように、水素爆発を防ぐため原子炉格納容器に窒素を入れたり、原子炉を安定的に冷やす循環型の冷却装置を取り付けたりする計画です。
それに必要な大型の機材を運び込む出入り口付近は、3月に起きた水素爆発でがれきなどが散乱していましたが、東京電力は、先月から作業を進めた結果、7日、出入り口の外側でがれきの撤去を終えました。
3号機の原子炉建屋では、先月、作業員が中に入り、窒素を入れる経路となる格納容器の扉付近などを調べた結果、1時間当たり160から170ミリシーベルトという高い放射線量が計測されています。
東京電力は、近く作業員が再び建屋の中に入って出入り口の内側のがれきの状況や、周辺の放射線量を調べることにしています。
そして、空気中の放射性物質を取り除く装置や放射線を遮る鉛の板を設置するといった対策を慎重に検討したうえで、事故の収束に向けた復旧作業を進めたいとしています。

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