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6月5日のニュース

汚染水浄化装置 稼働準備急ぐ

  • 汚染水貯蔵タンク
  • 2号機

東京電力福島第一原子力発電所では、高濃度の放射性物質に汚染された水が増え続け、施設の外にあふれるおそれが出ています。
東京電力は、汚染水の移送先の容量を確保するため、汚染水の浄化装置について必要なケーブルを設置する工事を行うなど、今月中旬からの確実な稼働を目指して準備を急いでいます。
福島第一原発では、高濃度の汚染水が原子炉建屋やタービン建屋の地下などに合わせて10万5000トン以上たまっているとみられ、原子炉への注水によって1日500トン余りのペースで今も増え続けています。
特に2号機では、最も早い場合、20日にも「トレンチ」と呼ばれるトンネルの縦穴などから汚染水があふれるおそれがあるとして、これまでの計画より量を増やして別の施設へ移す作業が4日夜から行われています。
東京電力は、移送先の容量を確保するため、汚染水から放射性物質などを取り除く浄化装置を15日から稼働させ、汚染水を仮設のタンクに保管する計画です。
このうち5日は、放射性のセシウムを吸着する装置について、必要なケーブルを設置する工事を行うなどの作業が行われました。
東京電力はこれらの装置で一日に1200トンの高濃度の汚染水を処理する計画ですが、稼働が遅れれば、高濃度の汚染水に対する当面の有効な手立てがなくなるだけに、装置の確実な稼働を目指して準備を急ぐことにしています。

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