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6月1日のニュース

2号機燃料プール 水温下がる

東京電力福島第一原子力発電所で、先月31日に循環型の冷却装置の運転が始まった2号機の使用済み燃料プールでは、70度程度あった水温が1日午後4時には48.4度と、1日で20度余り下がり、東京電力は、冷却装置が順調に機能しているとしています。 
福島第一原発2号機は、原子炉建屋の放射線量が比較的高いうえ、使用済み燃料プールが発生源とみられる水蒸気の影響で湿度が99.9%と高く、防護服やマスクを着用して作業するのが難しい状況です。
このため東京電力は、2号機の燃料プールの水温を下げるため、燃料プールで温められた水を熱交換器で冷やして再びプールに戻す循環型の冷却装置を設置し、先月31日から運転を始めました。
東京電力によりますと、燃料プールの水温は、運転を始める直前の先月31日午後5時の時点で70度だったのが、1日午後4時には48.4度と、ほぼ1日で20度余り下がりました。
東京電力は、冷却は順調に進んでおり、今後、水温の下がり方は緩やかになって、1か月程度で40度前後まで下げることができるとしています。
これによって、2号機の原子炉建屋の湿度が下がれば、その後、放射性物質を取り除く設備を設置する作業に入ることにしています。
事故のあと、外部からの注水で冷却を続けていた1号機から4号機の燃料プールのうち、循環型の冷却装置が稼働したのは2号機が初めてです。
東京電力は、1号機と3号機で今月、4号機では来月にもそれぞれの燃料プールで同じような冷却装置を稼働させることにしています。

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