東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース

5月28日のニュース

1・4号機“耐震性に問題なし”

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、爆発などで原子炉のある建屋が損傷した1号機と4号機の耐震安全性について、東京電力は、解析の結果、いずれも問題はないという評価をまとめました。
4号機の使用済み燃料プールの支えを補強する工事は、継続することにしています。
福島第一原発の事故で、1号機と3号機で水素爆発が起きたほか、4号機でも爆発音がして、いずれも原子炉のある建屋の壁が損傷しています。
東京電力は、それぞれの原子炉建屋の耐震安全性に問題がないか、解析を進めていて、結果がまとまった1号機と4号機の評価を、28日に経済産業省の原子力安全・保安院に報告しました。
解析では、それぞれの建屋の破損状況を考慮して、これまでに行った耐震安全性の評価と同じ、加速度が600ガルの揺れで建屋にどのような力が加わるかを評価しました。
その結果、1号機と4号機とも加わる力の大きさは残されている壁や鉄筋が壊れる値を下回り、十分な安全性があると評価しています。
使用済み燃料プールを支える壁が損傷している4号機では、プール周辺の耐震安全性も調べ、十分な安全性があると評価していますが、すでに始めているプールの支えを補強する工事は継続するとしています。
報告を受けた原子力安全・保安院は、原子力施設の検査などをしている専門機関に委託して、建屋の損傷が東京電力の想定よりも大きかった場合の解析を行い、安全性が保たれていることを確認したということです。
東京電力では、3号機についても、評価がまとまりしだい結果を公表するほか、2号機でも建屋の耐震安全性の評価を行うことを検討しています。
また、今後、それぞれの原子炉や格納容器など重要な設備ごとの耐震安全性を評価して公表することにしています。

5月28日のニュース一覧