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5月26日のニュース

放射線管理に問題 厳重注意

東京電力福島第一原子力発電所で女性社員2人が、一般の人が1年間に浴びる限度の3倍の被ばくをするなど、放射線管理に問題があったとして、経済産業省の原子力安全・保安院は東京電力を厳重注意するとともに再発防止策を指示しました。
原子力安全・保安院によりますと、福島第一原発の施設で地震が起きた3月11日からおよそ10日間事務をしていた東京電力の女性社員2人が一般の人が1年間に浴びる限度の3倍にあたるおよそ3ミリシーベルトの被ばくをしていたということです。
2人は放射線業務に当たるための登録をしておらず、原子力・安全保安院は「非常時とはいえ放射線管理の対応が遅れたことは問題だ」として東京電力を厳重注意しました。
また、第一原発にある免震重要棟という施設で放射性物質の濃度が高かった4月3日までの間作業員に防護マスクを着用させるなどの措置をとっていなかったほか、福島第二原発でも屋外の放射線量が高かった3月21日までの間必要な放射線管理をしていなかったとして東京電力を厳重注意しました。
そのうえで東京電力に対し放射線測定を行う作業員を増やすことや作業員の被ばく量の評価を一定の期間内に確実に実施するなどの再発防止策を指示しました。
福島第一原発では、放射線業務に当たる登録をしていた女性社員2人が、国の規則で定められた限度の3倍から1.5倍にあたる被ばくをしていたことが分かっていて3月23日以降女性を勤務させない措置がとられています。

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