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3号機取水口付近 基準の180倍

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東京電力福島第一原子力発電所周辺の環境調査で、23日に3号機の取水口付近で採取した海水に含まれる放射性セシウムは、国の基準の180倍で、前の日の3分の1以下に低下しました。
東京電力によりますと、福島第一原発の3号機の取水口付近で23日に採取した海水に含まれる放射性物質の濃度を分析した結果、セシウム134が1cc当たり11ベクレル検出されました。
これは国の基準の180倍で、前の日の600倍から3分の1以下に低下しました。
また、セシウム137も1cc当たり12ベクレルと基準の130倍で、同じく3分の1以下に低下しています。
3号機の取水口付近は、今月11日、「ピット」と呼ばれる作業用の縦穴から高濃度の汚染水が海に流れ出ているのが見つかり、海水から基準の3万2000倍の放射性セシウムが検出された場所です。
先月2日に同じように「ピット」から高濃度の汚染水が流れ出た2号機の取水口付近で採取した海水の放射性ヨウ素は、基準の200倍と、前の日をやや上回りました。
東京電力では、高濃度の汚染水が新たに海に流れ出ないよう、来月末までに1号機から4号機の取水口周辺の「ピット」27か所にコンクリートを流し込み、縦穴を塞ぎたいとしています。
一方、23日に海水を採取した沿岸の調査ポイントでは、5号機と6号機の放水口から北側におよそ30メートルなど2か所で、いずれも基準を上回る放射性セシウムが検出されました。
このほか、23日、福島県の沖合3キロから15キロの海域12か所で行われた調査では、6か所で放射性セシウムが検出されましたが、いずれも基準は下回りました。
東京電力は「取水口付近の濃度は低下傾向にあるが、引き続き監視をしたい」としています。

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