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5月24日のニュース

鉄塔倒壊 盛り土の崩落が原因

東京電力福島第一原子力発電所の事故で原子炉を冷却するのに必要な外部電源を送る送電線の鉄塔が倒壊したことについて、東京電力は鉄塔そのものは地震の揺れに耐えることができたものの、付近の盛り土が大規模に崩落したのが倒壊した原因だとする調査結果を公表しました。
福島第一原発の事故では地震と津波によって外部電源と非常用ディーゼル発電機の電源がともに失われ、原子炉を冷却できなくなったことが事態を悪化させました。
このうち5号機と6号機につながる外部電源は、敷地内の送電鉄塔が倒壊したために供給できなくなりましたが、倒壊について東京電力は付近の盛り土が大規模に崩落したのが原因だとする調査結果を公表しました。
その根拠について、東京電力は今回の地震の揺れの強さを示す最大加速度は鉄塔付近で699ガルで、この鉄塔は、それを上回る阪神・淡路大震災の際の818ガルに耐えられる強度があったとしています。
しかし、倒れた鉄塔の下の部分は土砂や倒れた木に埋もれていることから、東京電力は鉄塔そのものは揺れに耐えられたものの、大規模に崩落した近くの盛り土がなだれ込み、その圧力で倒壊したとみられると説明しています。
鉄塔の倒壊を受けて、経済産業省の原子力安全・保安院は、原子力発電所を運転する電力各社に対して、送電鉄塔の耐震性を再評価するよう指示していますが、今回の鉄塔の倒壊は鉄塔そのものの耐震性を満たしただけでは十分とはいえないことを示したことになり、今後、電力各社は周辺の土砂崩れや地滑りへの対策も迫られることになります。

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