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5月15日のニュース

4号機の爆発 3号機水素が影響か

東京電力は、3月に福島第一原子力発電所の4号機で爆発が起きたことについて、隣の3号機で「ベント」と呼ばれる、格納容器の気体を放出した際に、3号機で発生していた水素が配管を経由して4号機の原子炉建屋に流れ込み、爆発した可能性があるという分析結果を発表しました。
福島第一原発4号機では、3月15日に爆発や火災が相次いで起き、当初は使用済み燃料プールの核燃料が破損し、水素が発生して「水素爆発」が起きたとみられていましたが、先月下旬、プールの内部の撮影した映像などから、核燃料が破損していないことが分かり、東京電力が原因を調べていました。
その結果、4号機と隣の3号機からそれぞれ延びてきている配管が「排気筒」と呼ばれる煙突のような施設の手前で合流していて、3号機で、「ベント」と呼ばれる、格納容器の気体を放出した際に、3号機で発生していた水素が排気筒に向かうとともに、一部が配管を経由して4号機の原子炉建屋に流れ込んだ可能性があるとしています。
東京電力は、4号機に流れ込んだ水素が原子炉建屋の上の方にたまり、爆発した可能性があると分析しています。
4号機の爆発を巡っては、建屋にある油も原因の一つとみられていましたが、東京電力は「建屋の壊れ具合から、水素爆発の可能性が高いと思う。
爆発のあとに油による火災も起きたのではないか」と説明していて、今後、さらに詳しく分析することにしています。

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