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5月15日のニュース

1号機 注水量増やし水位確認へ

  • 1号機

核燃料が溶け落ちる、いわゆる「メルトダウン」が起きていたとみられる、東京電力福島第一原子力発電所1号機では、今後の原子炉の冷却方法を検討するため、原子炉に入れる水の量を増やして、水位や温度などに変化が出ないか確認することになりました。
福島第一原発1号機では、原子炉の水が極端に減り、「メルトダウン」が起きて原子炉に穴が開くとともに、格納容器も損傷して、高濃度の汚染水が原子炉建屋の中などに大量に漏れ出ているものとみられています。
東京電力は、原子炉を冷却する方法として、工程表で示した、格納容器を水で満たす「冠水措置」の見直しを進めていますが、今後の方針を検討するため、原子炉への注水量を増やし、水位に変化が出ないか確認することになりました。
具体的には、現在1時間当たり8トンの注水量を10トンに増やし、2日間程度、原子炉の水位や温度、それに格納容器の圧力などを監視するということです。
東京電力によりますと、格納容器を満水にしなくても、一定の水位があれば、格納容器から熱交換器に水を引き込んで冷やし、原子炉の中に戻す循環型の冷却システムを作ることができる可能性があるとしています。
東京電力では、今回の注水量の増加によって得られたデータなども考慮しながら、17日に予定されている工程表の見直しの中で、具体的な冷却方法を示したいとしています。

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