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5月15日のニュース

汚染水ためるメガフロート 福島へ

東京電力福島第一原子力発電所で、放射性物質に汚染された水をためる施設として使われる、メガフロートと呼ばれる鋼鉄製の人工島が、およそ1か月の改修工事を終え、15日朝、横浜港から福島に向けて出発しました。
メガフロートは、東京電力が静岡市から提供を受けた、長さ136メートル、幅46メートルの鋼鉄製の人工島で、15日午前5時半ごろにタグボートにえい航されて横浜港を出港しました。
内部に最大でおよそ1万トンの水をためることができるということで、東京電力では、福島第一原発で増え続けているとみられる放射性物質に汚染された水をためる施設として使うため、静岡県から横浜港に移して、およそ1か月かけて水漏れやさびを防ぐ工事や、大型のクレーンや配管の取り付け工事を進めてきました。
メガフロートは今後、福島県いわき市の小名浜港で最終的な確認が行われ、問題がなければ、1週間から2週間後に福島第一原発の沖合に到着する予定だということです。

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