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5月15日のニュース

1号機建屋内 新たな写真公開

  • 1号機

東京電力は、福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋の中を撮影した写真を新たに公開しました。
写真には、水素爆発の爆風でエレベーターの扉が吹き飛ばされている様子や、大量のがれきが散乱している様子が写し出され、爆発の激しさがうかがえます。
公開された写真は、1号機の原子炉建屋1階を、今月9日と13日に作業員や無線で遠隔操作するロボットが撮影した、合わせて5枚です。
このうち、今月9日に作業員が建屋の北西側にあるエレベーター付近で撮影した写真には、エレベーターの扉が水素爆発の爆風で吹き飛ばされ、ワイヤーが垂れ下がっている様子が写っています。
また、建屋の南西側にある「大物搬入口」付近の写真では、水素爆発で飛ばされてきたとみられる大量のがれきが床に散乱している様子が確認できます。
一方、13日にロボットが撮影した建屋の南東側の二重扉付近の写真には、床にがれきなどはなく、配電盤のような機器が写っています。
この辺りでは、1時間当たり2000ミリシーベルトという、作業員が浴びる限度の250ミリシーベルトに8分程度で達する極めて高い放射線量が計測されています。
この近くには、原子炉につながる配管が通っていることから、東京電力は、原子炉内の燃料が溶け落ちた、いわゆる「メルトダウン」の影響で配管が傷み、高濃度の汚染水が流れ込んで高いレベルの放射線を出しているのではないかとみています。

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