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5月14日のニュース

3号機取水口付近 濃度2300倍

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東京電力福島第一原子力発電所周辺の環境調査で、汚染水の流出が分かった3号機の取水口付近の海水からは、14日も、国の基準の2300倍の放射性セシウムが検出されました。
東京電力は「濃度に変動があり、監視を続けていきたい」としています。
東京電力によりますと、福島第一原発の3号機の取水口付近で、14日朝に採取した海水の放射性物質を分析した結果、いずれも1cc当たりで、セシウム134が国の基準の2300倍に当たる140ベクレル、セシウム137が基準の1700倍に当たる150ベクレル検出されました。
3号機の取水口付近は、今月11日、「ピット」と呼ばれる作業用のたて穴から、高濃度の汚染水が海に流れ出ているのが見つかった場所で、13日は基準の6200倍のセシウム134が検出されていました。
また、先月2日に同じように「ピット」から高濃度の汚染水が流れ出ていた2号機の取水口付近では、海水の放射性ヨウ素の濃度が、14日朝は1000倍と、前の日を上回りました。
このほか沿岸では、5号機と6号機の放水口の北側30メートルで、基準の2.5倍の放射性セシウムを検出するなど、4つの調査ポイントすべてで基準以上となりました。
一方、沖合3キロでは、13日に調査できた4か所のうち、1か所で採取した海水に放射性セシウムが含まれていましたが、基準は下回っていました。
東京電力は「放射性セシウムは、海底に沈んで、濃度が下がってきているのではないか。
濃度に変動があり、監視を続けていきたい」としています。

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