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5月13日のニュース

13日の放射線量 ほぼ横ばい

13日、午後3時までに各都道府県が観測した屋外の放射線量は、ほとんどの地点でほぼ横ばいの状態が続いています。各都道府県は、これらの数値の放射線を浴びたとしても、健康に影響が出るレベルではないとしています。
13日午前0時から午後3時までの観測によりますと、福島県内では、▽福島第一原子力発電所から北西に65キロほど離れた福島市で、午後1時に1時間当たり1.47マイクロシーベルト、▽郡山市では、午前1時に1時間当たり1.47マイクロシーベルトでした。
また、▽南相馬市では午後1時などに1時間当たり0.53マイクロシーベルト、▽白河市では午前6時などに1時間当たり0.61マイクロシーベルト、▽いわき市では、午前5時などに1時間当たり0.25マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量を観測しました。
茨城県内では、▽北茨城市で午後2時30分に1時間当たり0.20マイクロシーベルト、▽水戸市で午前11時20分などに1時間当たり0.10マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量を観測しました。
宮城県内では、▽仙台市で午前1時に1時間当たり0.08マイクロシーベルトと、通常よりやや高い数値を観測しました。
このほか、神奈川県の川崎市、千葉県市原市でも、通常よりやや高い数値を観測しました。
しかし、ほとんどの地点で放射線量はほぼ横ばいの状態が続いていて、各都道府県は、これらの数値の放射線を浴びたとしても、健康に影響が出るレベルではないとしています。
このほか、青森市、秋田市、盛岡市、山形市、宇都宮市、前橋市、東京・新宿区、さいたま市、新潟県の新潟市、甲府市、長野市では、引き続き通常より高い放射線量は観測されていません。

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