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海底の土から放射性セシウム

  • 1号機
  • 2号機

東京電力が、福島第一原子力発電所の専用の港付近の海底で採取した土から、通常の値の3万8000倍に当たる放射性のセシウムが検出され、東京電力は、注意深く監視を続けたいとしています。
東京電力が、先月29日、福島第一原発の1号機と5号機の間にある専用の港付近で、深さ20メートルから30メートルの海底の土を採取して調べた結果、1キログラム当たり▽セシウム134が9万ベクレル、▽セシウム137が8万7000ベクレル、▽ヨウ素131が5万2000ベクレル検出されました。
海底の土に含まれる放射性物質の濃度を定めた国の基準はありませんが、東京電力が同じ場所で行った過去の調査結果と比べると、セシウム137が3万8000倍に上りました。
セシウム134とヨウ素131は、当時の調査では検出されませんでした。
東京電力は、2号機の施設から流出した高濃度の汚染水の放射性物質が海底に沈殿したものとみて、注意深く監視を続けたいとしています。
一方、2号機の取水口付近では、東京電力の4日の調査で、ヨウ素131が1cc当たり33ベクレル検出され、国の基準の830倍と、前日の調査の1400倍を下回りました。
このほか、原発の沖合3キロ、8キロ、それに15キロの海域で行われた海水の調査では、調査対象となった17地点のうち、ほとんどで国の基準を下回りました。

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