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4月29日のニュース

2号機の取水口付近 濃度が上昇

  • 2号機

東京電力福島第一原子力発電所周辺の環境調査で、2号機の取水口付近で28日に採取した海水の放射性ヨウ素の濃度は、国の基準の3000倍と前の日の2倍近くに上昇しました。
東京電力では「多少の変動はあるが、値はほぼ横ばいで、監視を続けていきたい」としています。
東京電力によりますと、福島第一原発の2号機の取水口付近で、28日朝に採取した海水を分析した結果、放射性のヨウ素131が1cc当たり120ベクレル検出されました。
これは、国の基準の3000倍に当たる濃度で、1600倍だった前の日の2倍近くに上昇しました。
2号機の取水口付近は、「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の汚染水が流れ込んだ場所で、2日に基準の750万倍のヨウ素131が検出され、24日にいったんは730倍まで下がっていました。
同じ場所で採取した海水の放射性セシウムの濃度は、基準に比べて、セシウム134が350倍、セシウム137は230倍で、いずれも前の日よりやや下がりました。
周辺の海水から検出される放射性物質の濃度は前の日とほとんど変わらず、ヨウ素131の濃度が比較的高かったのは、基準の1.6倍となった5号機と6号機の北側30メートル付近の1か所でした。
一方、27日、文部科学省が30キロ以上沖合の海域6か所で行った調査では、基準を超える濃度は検出されませんでした。
東京電力では「多少の変動はあるが、値はほぼ横ばいで、監視を続けていきたい」としています。

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