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4月24日のニュース

汚染地図公表 がれき撤去急ぐ

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、敷地内の放射性物質による汚染状況をまとめた地図が公表され、がれきの撤去作業が遅れている3号機の原子炉建屋周辺で比較的高い放射線量が検出されています。
東京電力では、復旧作業の妨げになっているがれきの撤去を急ぐことにしています。
公表された地図は、作業員が不必要な被ばくをしないよう作業計画を立てるために使われるもので、東京電力によりますと、3月下旬から作成し、現地の対策本部がある免震重要棟などに張り出され、作業員にも周知されています。
地図には、福島第一原発の1号機から4号機の敷地内で作業をする前に、放射線管理員が測定した放射線量が細かく書き込まれています。
激しい水素爆発があった3号機の原子炉建屋周辺は、ほかよりも全般に放射線量が高く、山側のがれきからは1時間当たり300ミリシーベルトの高い放射線量が検出されています。
こうした地図をもとに、復旧作業の妨げとなっている放射性物質に汚染されたがれきの撤去が、今月6日から行われています。
東京電力によりますと、これまでに、免震重要棟の隣にある「旧事務本館」付近での作業をほぼ終え、現在、3号機と4号機付近の撤去作業を始めています。
これまでに撤去したがれきは、コンテナ50個分に上り、福島第一原発の山側のグラウンドで保管しているということで、1メートル離れた場所の放射線量は、1時間当たり1ミリシーベルトから2ミリシーベルトだということです。
東京電力では、現場の放射線量を下げて、復旧作業をしやすくするため、がれきの撤去を急ぐことにしています。

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