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4月19日のニュース

東電福島第一原発事故 義援金の申請始まる

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、避難指示や屋内退避の指示が出た30キロ圏内に住む世帯を対象とした国と福島県からの義援金の申請が始まり、富岡町と川内村が役場の機能を移転している郡山市内の施設では、多くの住民が申請に訪れています。
原発の事故が起きた先月、避難指示が出た半径20キロ圏内と屋内退避の指示が出た半径30キロ圏内に住む住民に対しては、1世帯当たり国から35万円、福島県から5万円の義援金が配分されます。このうち富岡町と川内村が役場の機能を移転している郡山市の施設では、午前8時半から義援金の申請が始まり、多くの住民が受付会場に並んでいました。
富岡町と川内村は、県外に避難して申請に来るのが難しい住民に対しては、申請書を郵送することにしています。申請した人は、早ければ今月28日に義援金を受け取ることができるということです。
富岡町から避難している女性は「クリーニング代など、ここで生活するにもお金がかかるのでありがたいけれど、まだ足りないです」と話していました。

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