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4月12日のニュース

汚染水 復水器への移送始まる

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東京電力福島第一原子力発電所では、11日と12日に相次いだ地震の影響で放射性物質に汚染された水の移送に向けた作業がたびたび中断され、難航していましたが、当面の課題となっていた2号機の「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまっている汚染水を復水器に移す作業が12日午後7時半すぎから始まりました。
12日午後2時7分ごろ福島県で震度6弱の激しい揺れを観測した地震で、福島第一原発では外部電源に異常はなく、1号機から3号機の原子炉を冷やすために行われていた水の注入にも影響はありませんでした。

一方、原発の敷地内で行われている放射性物質に汚染された水の移送に向けた作業は相次いだ地震の影響でたびたび中断され、難航していましたが、12日午後7時半すぎから当面の課題となっていた2号機のトレンチと呼ばれるトンネルにたまっている汚染水を復水器に移す作業が始まりました。
また、1号機で水素爆発の危険性をあらかじめ避けるために行われていた格納容器への窒素ガスの注入作業は12日の地震の影響はなく、継続して行われています。
ただ窒素ガスの注入作業が行われているここ数日、格納容器の圧力がほとんど上昇しないことから、東京電力は格納容器から気体が外部に漏れ出ている可能性もあるとみて調べていますが、今のところ、周辺での放射線量の数値に変化はなく、慎重に監視をしながら注入を続けることにしています。
一方、12日午前6時半すぎには1号機から4号機の放水口の近くにある「サンプリング建屋」と呼ばれる施設の内部にあるバッテリーから火が出て、作業員が7分後に消火器で消し止めました。
東京電力はバッテリーの漏電が原因とみて、ほかの施設でもバッテリーの漏電や火災のおそれがないか点検を行っています。

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