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3月30日のニュース

東電 作業員の環境改善進める

福島第一原子力発電所の復旧作業に当たっている作業員が厳しい環境に置かれていることについて、東京電力は、これまでおよそ600人が寝泊りしていた態勢から、200人程度に絞り込んで、第二原発などに移動させ、環境の改善を進めていると説明しました。
福島第一原発では、復旧作業に当たる作業員およそ600人が、免震重要棟と呼ばれる建物に常駐し、会議室や廊下などに毛布1枚で寝泊りしています。
現地の国の保安検査官によりますと、現場では食事も限られているほか、放射線による被ばく量も増えてきていて、厳しい環境に置かれているということです。
こうした作業員の生活環境について、東京電力の勝俣恒久会長は、30日の記者会見で、「2週間ぐらい非常に厳しい状況が続き、免震重要棟の環境まで配慮する余裕がなかったことは、働いていた方々に申し訳なく思っています」と述べました。
そのうえで、「今月29日からは、第一原発の人数を減らして200人ぐらいに絞り、次の基地を第二原発の体育館に設置して、そこから必要な作業があれば出て行くことにした。しかし最高司令部は第一原発に今までどおり残す」と話し、作業員の環境の改善を進めていると説明しました。
これについて、経済産業省の原子力安全・保安院の西山英彦審議官は、「来月以降、食事のバリエーションを増やしていくと聞いている。免震重要棟の対策室は手狭なので、第二原発の体育館に畳を敷いて休憩できるようにすると東京電力から報告を受けた」と話しました。

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