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3月26日のニュース

文科省 原発周辺の放射線測定

福島第一原子力発電所の事故で、文部科学省が周辺の放射線量の測定を行った結果、原発から北西におよそ30キロの、浪江町の地点で、23日朝から24時間連続して屋外にいた場合、一般の人の1年間の被ばく限度とされる量の1.4倍に達しました。
専門家は「今の時点で健康に影響が出ることはないが、線量の変化に注意して生活してほしい」と話しています。
文部科学省は、避難や屋内退避の指示が出ていない30キロ圏外の地域でも局地的に比較的高い放射線が検出されていることから、合わせて10か所に専用の測定器を設置し、大気中の放射線量の測定を行いました。
その結果、23日朝から24時間連続して屋外にいた場合、原発から北西およそ30キロに位置する浪江町の1か所で、1.4ミリシーベルトの放射線量を検出しました。
この値は、自然に浴びる放射線や医療用を除いて、一般の人が浴びて差し支えないとされる年間1ミリシーベルトを超えています。
この測定は継続して行うことになっていて、50時間後には累積で2.8ミリシーベルトの放射線量を検出したということです。
これについて、放射線の人体への影響に詳しい、広島大学原爆放射線医科学研究所の星正治教授は、「今の時点で健康に影響が出ることはないが、今後もしばらく原発から放射性物質の放出が続くとみられるので、線量の変化に注意して生活してほしい」と話しています。

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