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3月24日のニュース

放射性物質の基準超えた食品

これまでに国の暫定基準を超える放射性物質が検出された食品は5つの県で16品目に上り、出荷制限や摂取制限などの指示が出されています。
▽福島県では、これまでに「ホウレンソウ」、「小松菜」、「茎立菜」、「信夫冬菜」、「山東菜」、「ちぢれ菜」、「アブラナ」、「紅菜苔」、「キャベツ」、「ブロッコリー」、「カブ」、「原乳」のあわせて12品目で国の暫定基準を超える放射性物質が検出されています。
このうち福島県本宮市では今月21日に採取された「茎立菜」から国の暫定基準値の164倍に当たる8万2000ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
このため高い数値が検出された葉物を中心とした野菜とブロッコリーなどについては出荷制限と摂取制限があわせて指示されていますが、「カブ」と「原乳」は出荷のみ制限されています。
また、▽茨城県では「ホウレンソウ」、「パセリ」、「水菜」、それに「原乳」から検出され、地域的な広がりがないとされた「水菜」以外と「かき菜」の出荷が制限されています。
▽群馬県では「ホウレンソウ」と「かき菜」から検出され、それぞれ出荷が制限されています。
▽栃木県では「ホウレンソウ」から検出され、「かき菜」とあわせて出荷が制限されています。
このほか▽千葉県産の春菊からも暫定基準値を超える数値が検出されましたが、地域的な広がりがないとして出荷は制限されていません。

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