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3月23日のニュース

屋内退避の区域に1万人超か

気福島第一原子力発電所の事故を受けて、原発の半径20キロから30キロの範囲には、建物の中にとどまるよう「屋内退避」の指示が出されていますが、現地で活動する陸上自衛隊が調べたところ、この地域には少なくとも1万人以上がいるとみられ、避難中に車のガソリンが切れて立往生するケースなども出ていることが分かりました。
福島第一原発の半径20キロから30キロの「屋内退避」の区域で活動する陸上自衛隊第12旅団は、今月19日から、この区域内に残る住民の状況を調査し、自力で避難できない人などの救助を行っています。
この区域では、福島県外などに自主的に避難する動きが広がっていますが、自衛隊によりますと、これまでに900世帯、450人が家の中にいるのを確認し、23日は、周辺への避難を求めた4人を避難所などに搬送しました。
屋内退避の区域には、住み慣れた地域にとどまることを望む人や、避難中に車のガソリンが無くなり、立往生する人もいるということです。
陸上自衛隊が撮影した現地の映像によりますと、南相馬市など屋内退避の区域では、道路に亀裂が入ったり建物が激しく壊れたりしており、街中には人影がほとんどなく、商店なども閉まっていたということです。
陸上自衛隊第12旅団の山崎繁1等陸佐は、「屋内退避の区域には少なくとも1万人以上の人がいるとみられる。原発事故の被害が拡大したときに速やかに救助できるよう、調査を速やかに進めたい」と話しています。

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