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3月20日のニュース

1・2号機 機能回復に全力

19日、外部から電気を引く電源ケーブルがつながった福島第一原子力発電所の1号機と2号機では、20日、機器の点検を始めていて、東京電力では、問題がないことが確認されれば実際に電気を流し、原子炉を冷やす機能の回復に全力を挙げることにしています。
福島第一原子力発電所では、非常用の発電機の故障などで原子炉や使用済み燃料を保管するプールの水を冷やす機能が失われ、このままでは放射性物質が大量に漏れ出しかねない深刻な事態となっています。
このため、東京電力は本来の冷却機能を回復させるため、外部からの電源の復旧に向けて、19日、1号機と2号機に外から電気を引くための電源ケーブルをつなげました。
20日は実際に電気を流すことができるかどうか機器の点検を進めていて、問題がないことが確認されれば実際に電気を流すということで、夕方には発電所の中枢の中央制御室まで電気を通したいとしています。
東京電力によりますと、中央制御室に電気が通れば、今は十分に得られていない原子炉の状態を示すデータや、さまざまな機器の動作状況などが把握できるようになり、復旧に向けた有効な対策の検討が進むことが期待されるということです。
一方、3号機と4号機の外部電源の復旧については、高い放射線量の場所を避けるため、山側をう回しながら電源ケーブルを引くことを検討しているということです。
また、5号機と6号機については、夕方には電気を流す作業を始めたいとしています。
東京電力では、これまでの調査で問題のある機器の把握は進んでいるということで、原子炉を冷やす機能の回復に全力を挙げることにしています。

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