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3月20日のニュース

官房副長官 冷静対応呼びかけ

福山官房副長官は、20日放送されたNHKの「日曜討論」で、暫定基準値を超える放射線量が検出された福島県内の原乳と茨城県内のほうれんそうについて、「現状では健康に被害がない」と述べ、改めて冷静な対応を呼びかけました。
この中で、福山官房副長官は、「きのう検出された牛乳も、あの濃度なら日本人の平均摂取量を毎日、1年間飲み続けても、CTスキャン1回分位の放射線量だと認識しており、現状では健康に被害がない。食に対するモニタリングはしっかりと国民に伝えていくつもりだし、厚生労働省にデータを一元化して、原子力災害対策本部から評価、指示を出していく体制も整えた」と述べ、暫定基準値を超える放射線量が検出された原乳やほうれんそうについて、改めて冷静な対応を呼びかけました。
また、福山副長官は、被災地から遠い地域の人たちが雨にぬれた場合の対応について、「地方公共団体などに、今、雨が降ってぬれたらまずいのではないかという問い合わせがあるが、現状では健康に被害を及ぼす値ではないので安心してほしい。気になるなら傘を差してぬれないようにする。ぬれた場合も水で洗っていただければいい」と述べ、現状では健康への影響を心配する必要はないという認識を示しました。
また、被災者の生活支援を担当する平野内閣府副大臣は「全国の自治体から被災地で支援をしたいという申し出が国に来ており、国の出先機関や県の職員を現地支援ができるように担当をシフトさせることがあってもいい。政府が人繰りの手配を行い、支援体制を整えたい」と述べました。
さらに、平野副大臣は「国の規制が、被災者支援の妨げになってはいけない。すでに食品の成分表示や生乳の安全基準の緩和といった通達を出しているが、これからも必要な規制緩和はどんどん必要だ」と述べ、被災者支援を優先させるため、規制緩和を弾力的に行っていく考えを示しました。

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