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3月20日のニュース

5・6号機 冷却機能回復へ

使用済み燃料プールの水温が上昇していた福島第一原子力発電所5号機と6号機は、19日から、いずれも冷却用のポンプが動かせるようになって、5号機では通常の水温に近い30度台まで下がるなど冷却機能が回復しつつあります。
福島第一原発5号機は、地震のあと、すべての電源が使えなくなり、唯一動いていた隣の6号機の非常用の発電機を共用で使って、原子炉や使用済み燃料プールを冷やしていましたが、電源が十分でなく、プールの水温が上がり続けていました。
19日に新たに復旧した6号機の非常用発電機を使って、5号機の燃料プールの冷却用のポンプを動かした結果、上昇が続いていたプールの水温が下がり始め、19日午前5時の時点で、68.8度だった水温は、20日午前7時には37.1度と、通常の水温の30度前後に近づきつつあります。
さらに、6号機の使用済み燃料プールの冷却ポンプも動き始め、19日午後11時に67.5度だった水温が、20日午前7時には41度と、こちらも8時間で26度余り下がりました。
一方で、原子炉内の水の温度は、19日午後6時の段階で、5号機が194.5度、6号機が152.4度と、運転している時に比べて低い状態にあるものの、水温は全体として上昇傾向にあります。
このため、燃料プールの温度が下がりしだい、原子炉の中の水の冷却を始める予定だということで、東京電力では非常用の発電機だけでなく、今後、外部電源も復旧させ、さらに安定的に冷却できる状態を作り出したいとしています。

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