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3月20日のニュース

3号機 設計想定超える揺れか

東北関東大震災の地震で、福島第一原子力発電所の3号機では、観測された揺れの強さが設計上の想定を超えていたとみられることが分かりました。
東京電力によりますと、今月11日の地震で、福島第一原発で観測された揺れの強さを示す値は、6号機についてはデータが残されていて、3号機と4号機については作業員が計器を見て報告していました。
東京電力は、これを暫定の値として19日に発表し、このうち、3号機では地震の揺れの強さを示す加速度が水平方向で507ガルと、設計上の想定の最大値441ガルを上回っていました。
また、6号機では、水平方向で431ガルと、設計上の想定の最大値の448ガルに迫る値を記録していました。
福島第一原発では、5年前、国が原発の耐震指針を見直したのにあわせて、水平方向で600ガル、垂直方向で400ガルの揺れに耐えられるよう補強する方針を決めていますが、工事はまだ完了していません。
東京電力は「今回の原発が受けた被害は津波の影響が大きいとみられるものの、地震の揺れが想定を超えているので、揺れに対して施設がどのような被害を受けたのか分析したい」と話しています。

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