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3月19日のニュース

水道水 制限値を全国で下回る

福島県や文部科学省は、全国の都道府県が調べた水道水に含まれる放射性物質の量を公表し、いずれの都道府県でも国の制限値を下回りました。
文部科学省は「いずれの都道府県でも、水道水は飲んでも安全で、安心してほしい」としています。
福島県や文部科学省によりますと、まず、福島市の水道水では、1キログラム当たりで放射性ヨウ素が、18日の調査で101ベクレル、19日の調査で33ベクレル検出されました。
また、宇都宮市では、1キログラム当たり77ベクレルの放射性ヨウ素と、ごく微量の放射性セシウムが検出されました。
原子力安全委員会が定めた指針では、放射性ヨウ素は1キログラム当たり300ベクレル、放射性セシウムは1キログラムあたり200ベクレルが制限値となっていて、いずれも制限値を下回りました。
また、全国47都道府県のうち、38の道府県では全く検出されず、残りの都と県でも、制限値を大幅に下回る極めて僅かな値となりました。
宮城県と茨城県は、地震による被害のため、19日は測定できませんでした。
文部科学省は「いずれの都道府県でも、水道水は飲んでも安全で、安心してほしい」としています。

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