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3月19日のニュース

基準値超の食品 “冷静に対応を”

厚生労働省は、福島県産の原乳と茨城県産のほうれんそうから、国の基準値を超える放射性物質が検出されたことを明らかにしました。
原乳は基準値のおよそ3倍から5倍、ほうれんそうはおよそ3倍から7.5倍に上っていますが、厚生労働省は、直ちに健康に影響を及ぼす値ではないとして、冷静な対応を求めています。
これは、厚生労働省の大塚副大臣が19日の夕方に開いた記者会見で明らかにしました。
それによりますと、18日までの3日間に行われた福島県川俣町産の原乳の検査で、3つのサンプルすべてから放射性ヨウ素131という物質が、食品衛生法の暫定基準値である1キログラム当たり300ベクレルのおよそ3倍から5倍に当たる932ベクレルから1510ベクレル検出されたということです。
また、18日に茨城県内で採取されたホウレンソウの検査でも、高萩市や日立市など6か所で採取されたサンプルから、暫定基準値である1キログラム当たり2000ベクレルのおよそ3倍から7.5倍に当たる6100ベクレルから1万5020ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたということです。
このうち、1か所のサンプルからは、暫定基準値の1キログラム当たり500ベクレルを超える放射性セシウムも検出されたということです。
厚生労働省は、福島県と茨城県に対し、同じ農場で同じ日に生産された製品については、販売禁止などの措置を取るよう要請するとともに、今後、放射性物質の検出がどこまで広がるか調査したうえで、出荷を禁止する地域などについて、政府の対策本部と検討することにしています。
大塚副大臣は「検出された放射性物質の値は直ちに健康に影響を及ぼす値ではないので、冷静に対応してほしい」と呼びかけています。

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