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3月18日のニュース

保安院 レベル5に引き上げ

福島第一原子力発電所で相次いでいる事故で、原子炉内の核燃料の損傷が大きく、外部に放射性物質が漏れていることから、経済産業省の原子力安全・保安院は、事態の深刻さを示す国際的な基準に照らして評価をした結果、32年前にアメリカで起きたスリーマイル島原発での事故と同じ「レベル5」に引き上げました。
「レベル5」は、これまで国内で起きた原子力事故としては最悪の評価となりました。
原子力施設で起きた事故については、原子力安全・保安院が、国際的な評価基準のINES=国際原子力事象評価尺度に基づいて、事態の深刻さをレベル0から7までの8段階で評価することになっています。
原子力安全・保安院は、18日午後6時前からの記者会見で、福島第一原発の1号機から3号機で相次いで起きている事故について、原子炉内の核燃料の損傷が全体の3%以上と大きく、発電所の外に放射性物質が漏れていることから、32年前の1979年にアメリカで起きたスリーマイル島原発での事故と同じ「レベル5」に引き上げました。
原子力安全・保安院は、今月12日、今回の事故の評価を、12年前に、茨城県東海村で起きたJCO臨界事故と同じ「レベル4」に当たると判断していました。
「レベル5」は、これまで国内で起きた原子力事故としては最悪の評価となりました。
原子力安全・保安院は、「事態が進展しているので『引き上げる』という判断をした。評価は今後も実態に合わせて随時更新をしていく」と話しています。

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