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3月16日のニュース

4号機 17日にも地上放水へ

火災が起きた福島第一原子力発電所の4号機を冷却するため、警察庁は、政府の対策本部の要請を受けて、警視庁が保有する強力な放水車を使って、地上から放水する方針を固めました。
早ければ17日の午前中にも放水が始まる見通しです。
福島第一原子力発電所の4号機は、15日から16日にかけて相次いで火災が発生し、核燃料を入れていた保管用のプールの温度が上がっていることが分かっています。
この状態が続けば、燃料が溶けたり水素が発生したりするおそれがあるため、東京電力は、上空からヘリコプターで建物の屋根の損傷した部分からプールの中に水を入れることを検討しましたが、一度に運べる水の量が少ないことなどから、ヘリコプターを使うことは断念したということです。
このため警察庁は、政府の対策本部の要請を受け、特殊な放水車を使って地上から放水し、4号機に水を入れる方法をとることにしたもので、放水車を保有する警視庁の機動隊に出動を指示しました。
放水作業は、機動隊員が自衛隊から防護服を借りて行い、放射線量を計測しながら、安全な距離をとったうえで、高いところから強力な圧力で放水できる特殊な放水車を使って、核燃料が入っている保管用のプールに向けて放水するということです。
自衛隊側との調整や使う水の準備などを終えたうえで、早ければ17日の午前中にも放水が開始される見通しです。

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