新しいコロナウイルスの緊急事態宣言が出ていて、東京の渋谷区では酒を出す店は閉まっています。道など外で酒を飲む人が増えていて、ウイルスがうつる心配やうるさいこと、ごみを片づけないことが問題になっています。
大型連休が始まる前の28日、夜8時を過ぎると、渋谷駅の前の大きな画面などの明かりは消えました。しかしコンビニの前などには、酒を飲む人たちが集まっていました。
このため渋谷区の職員たちが駅の周りを歩いて、1人1人に、酒を飲むのをやめて家に帰るように言いました。そして捨ててあった缶などのごみを拾いました。
渋谷区の職員は「外で酒を飲むと気持ちが大きくなって、ほかの人が困ることや、ウイルスがうつるようなことをする人もいます。これからも外で飲まないように言い続けます」と話していました。